冷蔵庫やエアコンなどの家電は、日々生活するうえでなくてはならない必需品です。家の中には多くの家電がありますが、引越しの際はこれらを梱包し、引越し先に持っていかなければなりません。
手間や時間もかかるので、なるべく手短に済ましたいと思う方も多くいらっしゃるでしょう。今回は、引越しを行うときに必要になる家電の準備や買い替え、処分方法などについて詳しく解説していきます。
1. 一人暮らしの引越しに備えてのあれこれ
引越しを決めた後、まず頭に浮かぶのはその準備ではないでしょうか。特に単身の引越しとなると、自分自身で運んだらいいのか、それとも業者に頼んだらいいのか頭を悩ませる人も少なくありません。ここからは、引越しにともなう疑問について解説していきます。
1-1. 単身パックは使えるかどうか
単身赴任や初めての一人暮らしなど、さまざまな理由で引越しをすることになりますが、そのときに「単身パック」を利用する方が多くいらっしゃいます。単身パックを使うと比較的短時間の作業となるので、スムーズに引越しを行えるようになります。しかし家具や家電が多い場合は、荷物を少なくするか、あるいは通常のコースで運ぶことになるでしょう。
1-2. 荷物はどう減らす?
引越す際に家電や荷物が多い場合は、荷物を減らしてから運ぶことになります。一方、使うことが少ない家電を処分するのも有効な方法です。
引越しのタイミングで家電を購入し、直接店舗から運んでもらうという方法がありますが、店舗によっては古い家電を引き取ってくれることがあります。無駄な出費も抑えられるうえに、荷物も減らすことができるので、古い家電があれば買い替えも検討してしましょう。
1-3. 必要な家電・不必要な家電
必要な家電と不必要になった家電を区別していきましょう。引越しは、家電を買い変えるよい機会でもあります。
電化製品の寿命はものによりますが6年から10年ほどとされており、それを超えると故障や不調が起こる恐れがあります。普段はあまり使わない古い家電がある場合は、買い替えてみてもいいかもしれません。
2. 家電はタイミングを見て買い替えるのがベスト
引越しは、家電をそのまま使うのか、それとも処分するのかどうか、しっかり見極められるよい機会でもあります。十分な余裕を持って準備をしておけば、その後の作業も楽になるでしょう。
2-1. 引越し前に購入する場合
事前に家電を購入する場合、店舗から配送してもらえることがほとんどなので、引越し時の運搬リスクや出費が抑えられます。また、入居日が引越し日より先にある場合だと、引越し前に家電を搬入することができるため、当日の作業にゆとりを持たせることができます。なお、当日までに、古くなった家電は処分しておくことが望ましいでしょう。
2-2. 引越し後に購入する場合
引越し先が遠方の場合、現地で購入した方が安上がりになることがあります。運ぶ地域によって、運搬料の方が高くなってしまうことがあるからです。家電の代金と運搬料を比較して、検討してみるとよいでしょう。
3. いらなくなった家電の処分を知っておこう
不必要な家電は、引越し前までに処分しておかなければなりません。家電の処分を行う機会はさほど多くはないので、面倒に思う方も多いでしょう。ここからは、主な家電の処分方法について解説していきます。
3-1. 家電の処分を依頼できるところ
家電量販店など、古くなった家電を引き取ってくれる店舗は数多くあります。冷蔵庫やエアコンなど大型の家電などの場合には、特に有効な方法といえます。なお、料金などのサービス内容は店舗により異なるので、事前に調べてみましょう。
また、自治体に「粗大ゴミ」として出すこともできます。自治体によって処分できる家電の種類は異なりますが、すぐにでも行うことができる簡単な方法です。なお、詳しい方法は自治体によって異なっているため、市町村など自治体ホームページから確認するとよいでしょう。
また、捨てるほどではないけれどまだ使えるような家電の場合は、買い取りや出張引き取り、運び出しをしてくれるリサイクルショップに依頼するのもよいでしょう。さらに、フリマアプリやオークションを使うという方法もあります。必ず売れるというものではありませんが、場合によっては高値がつくこともあるので、積極的に利用してみましょう。
3-2. 梱包は必要?
引越し準備をするにあたって、転居先に家電を運ぶ際の安全対策も気になるところでしょう。大型の家電類については基本的に引越し業者が簡易梱包をしますが、炊飯器やパソコン、オーディオ機器のような小型家電などは、自分自身で梱包しなければなりません。
その場合、エアキャップやタオルなど緩衝材になるもので包み、動かないように固定してダンボールに入れるようにします。また、自分で家電類を運ぶ場合は、大型家電は横にせず立てたままで、周りをエアキャップや緩衝材で包み込むようにしましょう。なるべく揺れや振動が出ないように心がけることで、故障やトラブルを避けられます。
4. まとめ
今回は、就職や進学といったさまざまな理由で単身の引越しをする方の疑問となる事例について解説しました。衣類や食器などは比較的簡単に準備することができますが、家電の場合は複雑なものが多く、頭を悩ますものでもあります。場合によっては大きな費用がかかってしまうこともあるので、困ったときは専門の業者に相談してみましょう。
「ハウスクリーニング.com」では、引越しの際に必要になる軽貨物の運搬業務を請け負っております。そのほかにも、遺品整理やハウスクリーニングといった多岐にわたるサービスを提供しておりますので、ご用命の際はお気軽にお問い合わせください。
