引越しの時期はいつが最適?月別の特性について解説!

引越し

就職や入学など、人生のさまざまなタイミングで発生するのが引越しです。未経験の方にとっては1年間でいつ引越しをしても同じだと感じるかもしれませんが、引越し業者や不動産業者の中にも閑散期と繁忙期があります。今回は一人暮らしをする方に向けて、引越し業者と不動産業者の時期ごとの特性について解説していきますので、ぜひ参考にしてください。

 

1. 引越しには繁忙期と閑散期がある

引越しを行う際、繁忙期と閑散期を把握することでよりスムーズに引越しを行えるようになります。引越しを後回しにしてしまうと、期日までに引越し業者を見つけられなくなる可能性があるのです。

入学や入社、転勤や転職といった新生活は、それぞれスタートの日付が決まっています。その日までに引越し作業が終わらなければ、新生活を始めることができなくなってしまいます。相場より高い業者に依頼しなければいけなくなり、余計なコストが発生する場合もあるのです。

一方、相場より安く引越しができる可能性が高いのが閑散期です。閑散期を知らないと急ぐ必要性がないのに焦って手配してしまい、受けられるはずのサービスが受けられなくなる可能性があります。

 

2. 引越しにおすすめの月

閑散期であれば業者の段取りがつきやすく、割安になる可能性があります。ここからは、引越しにおすすめの月について解説していきます。

2-1. 6月7月

最も引越しにおすすめの時期は6月です。その理由としては、繁忙期が終わったタイミングになり、引越し業者が閑散期に入るためです。

閑散期のため、引越しのスケジュールも希望通り組みやすくなり、引越し費用も割安になる場合があります。物件に関しても、3月までに埋めることのできなかった空き室の入居促進のために、大家さんが設備の更新を行っている場合があるのでおすすめです。

2-2. 10月と11月

引越しの繁忙期は、新生活の始まる春先と転勤シーズンの秋口になります。勤務開始を10月にしている企業も多く、9月までに引越しを終わらせたいという方も少なくありません。繁忙期終わりの10月と11月は、比較的落ち着いている引越し業者が多いのです。

転勤関連の空き物件がたくさん出ているので、物件選びの点においてもおすすめできます。季節的にも涼しくなり、物件の見学や引越し作業を行うのにも適している時期です。

 

3. 繁忙期

繁忙期の場合、引越し費用が割高になってしまうことがあります。スケジュールに余裕があれば繁忙期を避けて引越しを手配することもできますが、入学式や入社式など、引越しを行わなければいけない日程が決まっている方も少なくありません。

引越しの時期が決まっていれば、引越し費用が多少割高になったとしても、期限までに引越し作業を終わらせなければいけないでしょう。一方ゆとりを持って引越しができる方は、スムーズに作業を済ませられるように繁忙期を把握しましょう。

3-1. 2月

2月は不動産業者の繁忙期になります。人気の高い物件は埋まりやすいため、物件探しも難航する可能性が高くなってしまいます。

3-2. 3月

3月は、引越し業者の繁忙期になります。入社や入学などで一人暮らしを始める方が事前に入居するのにちょうどよいタイミングであり、引越しを依頼する方も多いので、引越し業者の予定が埋まっていることが多いのです。

繁忙期のため、3月中はすべて引越し費用を割り増しにしている業者も多く、費用も高くなります。不動産業者も駆け込みの物件探しや入居対応によって忙しいことが多く、物件探しの面でも難航することが予想できます。

3-3. 4月

4月も上旬までは時期をずらした入居などで忙しい時期が続きます。下旬に向かうにつれて、不動産業者も引越し業者もともに落ち着いてくることが多いですが、4月早めに引越しを終わらせなければいけない方は注意が必要です。

 

4. 第2繁忙期とは?

引越し業者の繁忙期は春先ですが、秋口も繁忙期となります。理由としては10月に転勤や異動を行う会社が多いためです。

例えば10月に移動となると、それまでに引越しを終わらせなければいけません。8月に物件を探し、9月中に引越しを終わらせる方が多く、8月と9月が繁忙期となるのです。

春先と比べて転勤や異動の母数自体が少ないため、春先よりは都合がつきやすいといわれています。しかし、繁忙期でないから大丈夫だろうと油断すると、引越しが間に合わない可能性があります。秋口も混みやすいということを念頭に置き、余裕を持った行動を心がけるようにしましょう。

 

5. 注意が必要な月

ここからは、状況によって混雑してくる時期について解説していきます。

5-1. 12月

引越し業者は閑散期になりますが、年末年始は割高になる場合があります。特に雪国の方は、車の都合などでスケジュールが読めない可能性があるため注意が必要です。

不動産業者に関しても、年内需要の影響により物件が一時的に減る、年末年始休暇が入るなどがあるためおすすめできません。

5-2. 1月

繁忙期前のため、引越し料金は割安になっていることもあります。しかし、不動産業者は新年度の物件対応などにより忙しくなるため、この時期での物件探しはおすすめできません。また年末年始は個人的にも忙しいことが多く、物件の訪問や引越し準備に時間が割けないこともあるため、いずれにせよ引越しに適している時期とはいえません。

6. まとめ

引越し業者、不動産業者ともに繁忙期と閑散期があるため、それぞれの特徴を把握しないと引越しが間に合わなくなってしまうことがあります。引越しを検討しているタイミングと各業者の時期を調整することにより、上手に引越しをすることができるようになります。日程にゆとりがある方は、繁忙期を避けて引越しをするようにしましょう。

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